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更新日:2015年11月25日
事業所名 | 特別養護老人ホーム 楽寿園 | ||||
経営主体 | 社会福祉法人 育賛会 | ||||
所 在 地 | うるま市石川嘉手苅961番地17 | ||||
定 員 | 100名 | ||||
事業所概要 | 職員、利用者の状況、施設の状況、サービスの提供内容など(PDF:186KB) |
機能訓練は一人ひとりに応じた作業療法、理学療法、レクリエーション療法等のプログラムが日常生活の場においても実施できるように計画されている。実施内容は詳細に記録され、多職種職員の参加で実施計画の評価・見直しが行われ、利用者の心身の状況に応じた機能訓練が実施されている。
利用者等の意向を尊重した看取り介護に関する指針が具体的に作成されている。看取り対応マニュアルに沿って、利用開始時に利用者や家族の意思確認が行われ、嘱託医の指導により看護師や介護士等も含めたチームでの看取りに取り組んでいる。
「身体拘束ゼロ」を平成22年8月に達成している。また、「排泄の自立」に向けて、サービス実施計画に排泄目標が明記され、日中は全介助の利用者も含めてトイレ排泄に取り組んでいる。さらに、誤嚥予防の目的で「椅子に座って食べること」を基本として、利用者個々に合わせた独自の椅子の工夫等により、「座位保持」に取り組んでいる。利用者は毎日着替えをしてもらうなど利用者本位のサービスの質の向上への取り組みが評価できる。
法人の経営方針で基本的人権を尊重することが掲げられ、入浴等のケアマニュアルにおいてもプライバシー尊重への内容が謳われ、研修も実施されている。ケアの中で排泄や入浴等は特にプライバシーへの配慮が求められるが、浴室の脱衣場のカーテンやトイレ、居室のドア等についてプライバシーに配慮した工夫及び環境整備が望まれる。
理念や基本方針及び中長期計画は、組織の福祉サービスに対する考え方や姿勢を示すものであり、職員に限らず利用者や家族等に周知することによって実施するサービスに対する信頼や安心につながる。わかり易く、より理解しやすい資料の作成及び周知方法の工夫が望まれる。
事故発生防止及び発生時対応の指針や事故予防マニュアルが整備されている。安全対策委員会で利用者一人ひとりの事故の集計分析がされ、事故発生状況も記録されているが、検討結果が個々のケアへの反映が充分とは言えない。指針で事故とヒヤリ・ハットの定義は明文化されているが、現場における事故とヒヤリ・ハット区分に曖昧さがあり、判断にもばらつきが見られる。利用者本位の定義の見直し及び事故検討結果を個々のケアに反映される取り組みが求められる。
今回、第三者評価を受審することで「プライバシーの保護」「理念や基本方針及び中・長期計画の周知方法の工夫」「事故やヒヤリハットへの取り組み」等の課題が浮き彫りにされたので感謝申し上げます。職員一同、更なるサービスの質の向上と法人の理念でもある地域貢献を目指していきたいと思います。改善するところは積極的に取り組んでいきたいと思います。
評価項目(55項目+25項目)毎の評価結果(PDF:2,482KB)
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