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更新日:2018年2月16日
1.事業所名
美さと児童園 (児童養護施設)
2.経営主体
社会福祉法人 国際福祉会
3.所在地
沖縄県沖縄市知花6丁目34番23号
4.定員
50名
1 子どもが意見を述べやすい体制が確保されている。
苦情解決第三者委員が4名配置され意見箱(天使のこえ)を委員が2週間毎に回収し、子どもの意見・要望へ回答をよせている。年度末には投書意見・要望の内容を集計分析した結果を報告し、施設全体で児童の意見表明の確保・意向把握に取り組んでいる。
2 地域との関係作りに積極的に取り組んでいる。
施設の機能・スペース等を積極的に地域へ還元し地域交流事業に取り組んでいる。施設内で毎年開催される餅つき大会やプロレスまつりには地域の参加者が500名余となるなど地域交流が定着しており地域との密接な関係作りに繋がっている。
3 地域小規模児童養護施設の「のぼりかわホーム」の開所
平成26年度からの中長期計画であった家庭的養護推進計画の推進により、地域小規模児童養護施設が登川地域に平成29年9月1日に開所している。高校生2人・中学生2人・小学生2人の6人に対し職員4人の支援体制でスタートしている。各室におけるプライバシーの保護に留意されている他、家庭的環境に十分な配慮がなされている。自治会の公民館が隣接しており、避難訓練への参加や地域清掃活動などへの参加が予定されるなど地域交流にも期待がもてる環境となっている。今後の本園のユニット化推進の一助となる事業運営に大きく期待される。
1 職員一人ひとりの質の向上に向けた取り組みについて
職員の自己評価の実施、評価結果の集計・分析・個別面談などが実施されているが、各個人による質の向上や資格取得の目標の設定などの取り組みについて今後の課題として、職員を支援する体制作りへの取り組みが望まれる。
2 新人職員への指導・教育の取り組みについて
職員の研修は研修計画により計画的に遂行されている。今後は特に新人教育・指導について、指導担当者を配置(任命)し、養護の基本方針・施設運営・法人組織など施設の基本事項理解に向けた新人への詳細な指導・教育体制の構築が望まれる。
第三者評価を受審することにより、各職員とも基本理念、基本方針の再確認と子どもに対する支援のあり方を振り返ることができ、多くの気づきがありました。特に人材育成を主とした人事考課制度については平成29年度から平成30年度の2か年事業として取組み、新人教育、職員のスキルアップ等の人材育成の強化に努めてまいります。なお、改善すべき事項については、真摯に受け止めその改善に取り組んでまいります。
● 一般社団法人沖縄県社会福祉士会
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