平成21年度石川川河口域

ページ番号1019411  更新日 2024年1月11日

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石川川は延長2.7km、流域面積約990haと比較的小規模の河川です。北部の背梁山地の石川岳から連なる丘陵地となだらかな石灰岩台地が上流域にあたり、金武湾に注いでいます。海岸部に石川市街地、その背後は農地としてサトウキビを中心とした畑が大部分となっており、流域の北側及び東側には土取場やその跡地が存在します。

地図:石川川1

地図:石川川2

イラスト:平成21年度のSPSS状況の表

梅雨後(7月)調査

最も高い値を示した定点はNo1であり、他の2定点と比べて極端に高い値を示しました。No1では継続的に厚い泥の堆積が確認されており、今回も同様でした。No3では薄い泥の堆積が見られました。

写真:海底の様子1
梅雨後No1
写真:海底の様子2
梅雨後No2
写真:海底の様子3
梅雨後No3

台風後(11月)調査

最も高い値を示した定点は梅雨後調査と同様No1であり、他の2定点と比べて極端に高い値を示しました。

写真:海底の様子4
台風後No1
写真:海底の様子5
台風後No2
写真:海底の様子6
台風後No3

経年変化

本島東側海域におけるSPSS値は、西側海域に見られるような明確なパターン(梅雨後に高くなり、冬季に低くなる)は見られません。
石川川河口域No.1では、海底地形もすり鉢状になっているため、一度堆積した赤土等が撹乱されにくく、台風による浄化もほとんど見られません。降雨量の変動に伴う赤土等流出量よりも、堆積した赤土等の拡散能力が弱い河口域であると推察されます。

イラスト:石川川河口域ランク経年変化(梅雨後・台風後)の折れ線グラフ

イラスト:石川川S河口域PSS経年変化(梅雨後・台風後)の折れ線グラフ

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