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更新日:2020年7月30日
はいさいぐすーよーちゅーうがなびら。
沖縄県では、県民の皆様が健康で安心な食生活を送ることができるよう、高温・多湿で食中毒が多発しやすい8月を「食品衛生月間」と定め、食品衛生思想の普及・啓発に取り組んでいます。
昨年、県内では、食中毒が26件発生し、184人が罹患しており、特に気温が高くなる夏場は、細菌による食中毒が発生しやすいため注意が必要です。
近年は、加熱が不十分な鶏肉料理を原因としたカンピロバクターによる食中毒が増加しています。県の調査では、市販品の鶏肉から、97パーセントと高い割合でカンピロバクターが見つかっており、新鮮な鶏肉でも食べる際は、中心部まで十分に加熱されているか確認をすることが重要です。
今年の6月1日から、原則すべての食品等事業者を対象に国際基準である「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理が義務化され、食品等事業者の皆様には、経過措置期間中の来年6月1日までにHACCPの導入に積極的に取り組み、衛生管理を徹底していただく必要があります。各家庭においても、食中毒を予防するため、食中毒予防の三原則である、食中毒菌を「つけない、増やさない、やっつける」を心がけてください。
県民の皆様には、この機会に食品衛生について理解を深めていただき、食品の取扱いに細心の注意を払い、食中毒の発生の防止に努めてくださいますようお願いいたします。
ゆたさるぐとぅうにげーさびら。
令和2年8月1日
沖縄県知事 玉城デニー
沖縄県は、年間を通して温暖で湿度が高く、食中毒が発生しやすい環境にあり、特に気温が高くなる夏場は、食品の取り扱いに注意が必要です。このため、沖縄県では、県民の安全・安心な食生活を確保するため、8月を「食品衛生月間」と定め、全県的に食品衛生思想の普及・啓発をより一層推進します。
2 期間
令和2年8月1日(土曜日)~令和2年8月31日(月曜日)
3 主な取組み(機関別実施計画)
関係機関の取り組み予定はこちら(PDF:44KB)をご覧ください。
※新型コロナウイルス感染症の発生状況によっては変更の可能性もあります。
(問い合わせ先)
北部保健所 生活環境班 (0980)52-2636
中部保健所 生活衛生班 (098)938-9787
〃 食品衛生広域監視班 (098)894-6530
南部保健所 生活衛生班 (098)889-6799
宮古保健所 生活環境班 (0980)72-3501
八重山保健所 生活環境班 (0980)82-3243
衛生薬務課 食品乳肉班 (098)866-2055
4 その他
本パンフレットは厚生労働省のHPからダウンロードできます。(外部サイトへリンク)
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