医療安全相談センターのよくある質問

ページ番号1005898  更新日 2024年1月11日

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1.医師からひどい言い方(対応)をされ、つらい思いをしている

  • 医師の言葉や対応に納得がいかない場合には、医療機関の相談窓口や苦情担当者へ相談しましょう。
  • 当センターは、医師や医療機関へ指導・監督をしたり、間に入って仲介したりすることはできません。
  • 但し、ご相談の内容は医療の質を向上させるために貴重な意見であるため、医療機関に伝えることができます。

Point

医療機関に設置されている意見箱を活用し、改善への取り組みを促してもよいでしょう

2.〇〇の症状があります、近くの良い医療機関を教えてください

  • 当センターでは、医療機関の評価に関する情報は持ち合わせていません。また、どの医療機関が、どのような検査・治療・対応をしているのか把握していません。
  • 以上のことから、特定の医療機関を案内することは出来かねます。かかりつけ医にご相談ください。
  • かかりつけ医がいない場合は下記、医療機関検索システムをご活用ください。
  • 受診の前に受診可能か、事前に医療機関へ電話で問い合わせることをお勧めします。

Point

各地域の医師会のホームページから医療機関を検索することができます

いつからどのような症状があるのか、検査や治療に関して希望がある場合は、それも含めてお電話でお問い合わせをしてから受診するようにしましょう。

3.気になる症状があるけど受診するか迷います

  • 不快に感じる症状があるが日常生活に支障をきたすほどではない。
  • 医療機関の対応や反応(こんな軽い症状で診察に来るの等と言われるのではないか)を気にして受診を迷う方もいらっしゃいます。
  • 医療従事者に遠慮せずに、ご自身の症状を判断基準にしましょう。
  • まずは、かかりつけ医を受診・ご相談されることが良いですね。

Point

  • どのような病でも早期発見・早期治療が基本です。
  • いのちの主人公は自分自身です。

4.医療機関を受診し、お薬をもらいましたが症状が改善しません

  • 診察・お薬を処方した医療機関に相談しましょう。前回受診したカルテの記録が残っています。
  • 継続した検査や治療を受けることができます。
  • 処方した医師へ効果を伝えるのは患者の責務です。

Point

  • 他科や専門的な機関を紹介してもらうとき、紹介状を書いてもらえるのでスムーズです。
  • 医療機関を転々としていると、そのたびに初診料を支払うため診察代が割高になります。

5.診療内容や治療方法について納得いかない。ほかの家族が医師の説明を聞いてきたが、よくわからない、もう一度説明してほしい。

  • 医療の専門用語はわかりにくく難しいですよね。遠慮せずに、納得いくまで質問しましょう。
  • 医師に聞きにくければ、看護師や他の職員に聞く、あるいは大きな病院には患者相談窓口がありますので活用してもよいでしょう。

Point

  • 医師に聞きたいことは紙にまとめておきましょう。1回ですべて聞けるとは限りません。優先順位をつけておきましょう。
  • コロナ禍において、医療機関へ立ち入りできる人数が制限されている場合があります。後で「私は聞いていなかった」ということがないように、できるだけ家族みんなで意見をまとめておくとよいでしょう。

6.医療ミスではないかと疑問を持っている

  • 基本的には当事者間の話し合いになります。
  • 個別の治療内容に、過失があったかどうかの判断は裁判所が行うことであり当センターではできません。

Point

  • どの医療行為をミスだと感じているのか。整理して、落ち着いて、話し合いを求めましょう。
  • インターネットに書かれていることが全てではありません。フラットな気持ちで医師の話を聞くことも大切です。

7.主治医以外の医師の意見も聞いてみたい

  • 納得して治療を受けるためにセカンドオピニオンをすることができます。紹介状が必要ですので遠慮せずに主治医にお話ししましょう。
  • 別の病院で、新たに検査を受けて診断を仰ぐことは、セカンドオピニオンとは言いません。

Point

  • 主治医から紹介状と各種検査結果を借りて、セカンドオピニオンを行っている外来を自分で探して受診します。
  • セカンドオピニオンは診療ではなく相談です。全額自己負担になります。事前に相談時間や金額などを確認しておきましょう。

8.受診(入院)している医療機関へカルテの開示を求めたい

  • 原則として、医療機関は患者の求めに応じてカルテの開示をしなければなりません。
  • 手続きに関しては、各医療機関に問い合わせてください。
  • ただし、第三者の利益を害する恐れがあるときや、患者本人の心身の状況を著しく損なう恐れがあるときは、全部または一部を開示しないこともあります。

Point

  • 開示されない場合、医療従事者は申請者に対して開示しない理由を示さなければなりません。医療機関がカルテ開示請求に応じない場合は理由を確認しましょう。
  • 実費で費用が請求されることがあります。併せて確認しましょう。

9.医療費が高額で納得いかない。医療費の内容に疑問がある

  • まずは、医療機関の事務または相談室に説明を求めましょう。
  • それでも納得いかない場合や不明な点がある場合は、加入している保険を管轄している機関、あるいは九州厚生局沖縄事務所にご相談ください。

Point

手元に領収書や明細書があると相談しやすいです

10.医療機関に受診し治療を受けた。思ったような結果にならなかったから医療費を払いたくない

  • 医療機関で診察を受けることは医療契約にあたります。患者が診察の申し込みをして医師が診察を開始すると医療契約が成立します。医療費は成功への報酬ではありません。
  • 医療には不確実なことや限界もあり、思ったような結果にならないこともあります。

Point

  • 医療は医師と患者の協働作業で、患者さんの自主的な医療への参加も大切な要素です。
  • 日ごろから、医師や看護師等の医療従事者と積極的にコミュニケーションをとって、自分の思いを伝えたり疑問に感じることを質問したりしましょう。

11.自由診療(美容医療・歯科でのインプラント等)の治療を受ける前に、気を付けることはありますか

  • 情報を収集し、医師から十分に説明を受けましょう。
  • 渡された契約書等には必ず目を通し、検討して納得した上で施術を受けましょう。

Point

  • 効果や料金、リスク、デメリット等も確認しましょう
  • 保険適応もある施術、即日施術・契約を求めるもの等を勧められたら、いったん持ち帰るなど、落ち着いて検討する時間を持ちましょう

沖縄県医療安全相談センター(ご相談窓口)

  • 電話番号:098-866-1260
  • 月曜日から木曜日(祝日、年末年始は休み)
  • 9時から17時まで(12時から13時を除く)
  • 相談時間は30分以内でお願いいたします
  • 相談料は無料ですが、通話代はご負担いただきます

このページに関するお問い合わせ

沖縄県 保健医療介護部 医療政策課
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