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更新日:2020年1月8日
レプトスピラ症は病原性レプトスピラの感染によって引き起こされる人獣共通感染症です。熱帯・亜熱帯地方を中心に全世界的に発生がみられ、国内でも東北地方から九州・沖縄と全国に広く分布しています。
沖縄県はレプトスピラ症の流行地域で、法律に基づいて保健所への報告が義務つけられた2003年以降毎年患者発生が報告されています。
レプトスピラ菌は感染した動物の尿中に存在し、人は菌を含む尿に汚染された水(淡水)や土壌に触れることで感染します。
当県で報告された患者のほとんどが6-10月の夏期に感染しており、推定感染機会をみてみると4分の3が河川でのレジャーや労働で感染し、推定感染地域の約9割が八重山地域もしくは本島北部地域でした。そのため、夏期に八重山地域もしくは本島北部地域で川や滝などでトレッキングやカヌー、遊泳といったレジャーに参加したりや労働に従事する場合には、適切な予防策をとり、淡水曝露後にレプトスピラ症に疑わしい症状を認めた場合には速やかに医療機関を受診することをお勧めします(詳細はリーフレット参照)。
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