ホーム > 組織で探す > 保健医療部 衛生環境研究所 > 感染症グループ > 「沖縄県における重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の浸淫状況調査」に対するご協力のお願い
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更新日:2019年8月2日
感染症グループでは、平成30年(2018年)3月以降、令和元年(2019年)7月31日までに、沖縄県内において、感染症発生動向調査事業*に基づき、沖縄県内の医療機関にて医師により麻疹及び風疹疑いと診断され、臨床検体を採取された方を対象とし、下記の研究を沖縄県衛生環境研究所倫理審査委員会の承認のもと、倫理指針および法令を遵守して実施しますので、ご協力をお願いいたします。
この研究を実施することによる、研究対象者への新たな負担は一切ありません。また、研究対象者のプライバシー保護を最優先に取り組み、情報が漏洩することはありません。
本研究への同意を取り下げる方は、その旨を下記「お問い合わせ」に示しました連絡先までお申し出下さいますようお願いいたします(オプトアウト**)。
*感染症発生動向事業とは、感染症の発生情報の正確な把握と分析、その結果の国民や医療機関への迅速な提供・公開により、感染症に対する有効かつ的確な予防・診断・治療に係る対策を図り、多様な感染症の発生及びまん延を防止することを目的に、厚生労働省が主体となり都道府県等が協力して実施している事業です。
**オプトアウトとは、予め研究目的等を研究対象者等に通知又は公開し、研究が実施又は継続されることについて、研究対象者が拒否できる機会を保障する方法です。
ウイルス性発疹症とは、麻疹、風疹、伝染性紅斑、突発性発疹、エンテロウイルス感染症などの疾患に罹患することにより、発熱と発疹を呈する感染症の総称です。本県において、2018年3月から6月にかけて麻疹のアウトブレイクが発生し、医療機関にて麻疹及び風疹疑いとして診断された患者についての行政検査依頼が増加しましたが、本所にて実施した検査診断により約80%以上が否定されています。そこで、本研究では、遺伝子検査にて麻疹及び風疹が陰性であった検体を対象とし、その他の発疹症ウイルスの探索を行うことで本県におけるウイルス性発疹症を生じる病原体の発生動向を把握するとともに、麻疹及び風疹の類症鑑別診断の一助とするとを目的としています。
本研究は、下記の対象となる方の臨床検体を用いて、遺伝子等の検査を実施します。結果は、報告書や学会発表等で公表することがありますが、個人情報は全て削除されており、研究対象者のプライバシーを侵害する恐れはありません。なお、検査結果は対象者の方に個別にお返しすることはありませんので、ご了承ください。
研究概要の詳細およびプライバシー保護についてはこちら(PDF:222KB)を参照下さい。
1.対象となる方
平成30年(2018年)3月以降、令和元年(2019年)7月31日までに、沖縄県内において、感染症発生動向調査事業に基づき、沖縄県内の医療機関にて医師により麻疹及び風疹疑いと診断され、臨床検体を採取された方。
2.研究課題名
沖縄県における麻疹及び風疹疑い症例を対象としたウイルス性発疹症を生じる病原体の探索
3.協力をお願いする内容
本研究では、平成30年(2018年)3月以降、令和元年(2019年)7月31日までに、沖縄県内において、感染症発生動向調査事業に基づき、採取された血咽頭ぬぐい液、血液、尿及び対象者の情報(年齢・性別・居住地の市町村名)を使用させていただきます。
お問い合わせ
本研究に関する質問や確認のご依頼は、下記へご連絡下さい。
また、本研究の対象となる方またはその代理人(ご本人より本研究に関する委任を受けた方など)より、試料・情報の利用について停止を求める旨のお申し出があった場合は、適切な措置を行いますので、その場合も下記へのご連絡をお願いいたします。
【お問い合わせ先】
沖縄県衛生環境研究所 衛生生物班
研究責任者:喜屋武 向子
実務担当者:眞榮城 徳之、久場 由真仁、仁平 稔
TEL:098-987-8222
FAX:098-987-8210
対応可能時間:平日 9時00分~17時00分
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