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ホーム > 組織で探す > 文化観光スポーツ部 文化振興課 > 美ら島おきなわ文化祭2022

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更新日:2023年3月20日

第37回国民文化祭 第22回全国障害者芸術・文化祭「美ら島おきなわ文化祭2022」

「美ら島おきなわ文化祭2022」について

 「第37回国民文化祭 第22回全国障害者芸術・文化祭」は統一名称を「美ら島おきなわ文化祭2022」として、「文化芸術の花 咲いわたり」の大会テーマに、令和4年10月22日から11月27日までの37日間の会期中、県内全域において164の事業を実施しました。
 天皇皇后両陛下御臨席の開会式では、県民による音楽・踊り・映像・衣装・美術で織りなす“時代絵巻”を披露し、先人への感謝の気持ち、文化を受け継ぐ気概を表現しました。
 大会期間中は、新型コロナ感染対策を十分に講じ、オンラインの活用など最大限に工夫しながら、沖縄文化の魅力を国内外に発信するとともに、県内各地域の特色あふれる文化イベント、全国の文化団体と連携した様々な文化イベントを開催しました。
 閉会式では、沖縄の多様な文化の未来を担うプレイヤーによる世代、ハンディキャップを超えた舞台を披露し、沖縄文化の新たなチャレンジへの決意を伝えるとともに、次期開催県の石川県に国民文化祭の大会旗を引き継ぎ、閉幕しました。

1 大会概要

(1)名称

   第37回国民文化祭
   第22回全国障害者芸術・文化祭

(2)統一名称

   美ら島おきなわ文化祭2022

(3)大会テーマ

   「文化芸術の花 咲いわたり」

    沖縄最古の歌謡集である「おもろさうし」の一節に「明けもどろの花の咲い渡り」というフレーズが
   あり、明け方の空のような色合いの花が咲き広がり世界を染め上げて行くさまという意味があります。
   本大会テーマには、沖縄の文化芸術が花開き、多くの人に知れ渡り、その美しさに触れてほしいという
   願いが込められています。

(4)基本方針

  1. かかわる【県民一人ひとりが文化芸術の担い手】
     文化芸術を振興していくには、障がいのある人もない人も、地域社会の一員として共に暮らせるよう、共生社会の実現を目指す中で、県民一人ひとりが文化芸術の担い手であることを認識することが重要です。「担い手」とは、文化芸術活動に参加すること、新しい文化芸術の創造に参加すること、そして文化芸術を積極的に鑑賞することも含まれます。
     美ら島おきなわ文化祭2022では、障がいのある人の自立と社会参加の促進を含め、県民一人ひとりが文化芸術に関わることができる環境づくりに取り組みます。
     
  2. ひろげる【多様性の尊重】
     沖縄の文化の特徴を踏まえ、国内外の多様な文化と触れ合い発展させていくこと、また、失われつつある各地域の多様な文化を尊重し保存・継承していくことは、文化芸術の幅や厚みを広げ、さらには各地域の個性・魅力を高めていくものと考えています。
     美ら島おきなわ文化祭2022では、多様性の尊重を一層促進します。
     
  3. つなぐ【文化芸術の継承】
     沖縄は様々な世替わりを経験して、困難な状況においても独自の文化を育み心の拠り所として現在までつないできました。
     美ら島おきなわ文化祭2022では、この歴史と風土に培われてきた沖縄の文化芸術を県民共通の財産として未来­ー特に次代を担う子ども達ー­へと継承していきます。
     
  4. つたえる【琉球文化のルネサンス】
     現在につながる沖縄の文化は、琉球王国時代に大きく花開きました。沖縄県民のアイデンティティの拠り所の一つである首里城の焼失により、改めてその価値が認識されました。
     美ら島おきなわ文化祭2022では、国内外から多く寄せられた首里城復興に向けた支援に対する感謝を伝えるとともに、琉球文化を基礎に沖縄の文化がさらに発展して花開き、世界に知れ渡っていくようにとの願いを込めて広く発信していきます。

(5)会期

     令和4年10月22日(土)~11月27日(日)

(6)事業構成

  1. 総合フェスティバル(県実行委員会)
    オープニングイベント、開会式、閉会式、沖縄文化発信事業
    ちむぐくる(真心)ゆい(結)フェスタ(障がい者交流事業)
     
  2. 分野別フェスティバル(市町村実行委員会・市町村)
    継続事業…全国文化団体と市町村が連携した事業
    独自事業…県内各地域の文化の特色を生かした事業
    ちむぐくる(真心)ゆい(結)フェスタ連携事業
     
  3. 特別連携事業
     県実行委員会及び市町村実行委員会等以外の機関が会期中に実施する事業で、文化祭の趣旨に合致し、文化の魅力発信や文化祭の広報協力等に相互連携する事業
     
  4. その他
    協賛事業、連携事業、応援事業 

(7)主催

     文化庁 厚生労働省 沖縄県 市町村 美ら島おきなわ2022沖縄県実行委員会

     市町村実行委員会 文化関係団体 等

2 実施状況

(1)参加者数

区分 来場者 スタッフ ボランティア 出演者・出展者 合計
開会式・閉会式 1,235 600 7 437 2,279
沖縄文化発信事業 8,148 568 48 841 9,605
障がい者交流事業 3,883 247 100 907 5,137
分野別フェスティバル 125,282 3,467 1,057 20,771 150,577
特別連携事業 441,772 3,945 758 5,491 451,966
広報ボランティア 247 247
合計 580,320 8,827 2,217 28,447 619,811

 

(2)出演者・出展者の内訳

区分 県内  県外 合計
開会式・閉会式 418 19 437
沖縄文化発信事業 832 9 841
障がい者交流事業 758 149 907
分野別フェスティバル 17,834 2,937 20,771
特別連携事業 5,241 250 5,491
合計 25,083 3,364 28,447

 

(3)出展数

区分 県内  県外 合計
障がい者交流事業 315 97 412
分野別フェスティバル 6,849 9,638 16,487
特別連携事業 1,120 50 1,170
合計 8,284 9,785 18,069

 

3 主な成果

沖縄大会の4つの基本方針をもとに事業を実施し、主な成果は以下のとおりです。

(1)かかわる【県民一人ひとりが文化芸術の担い手】

○新型コロナウイルス感染症対策を講じる等、安心安全な大会運営の準備を行い、天皇皇后両陛下御臨席の開
 会式をはじめ、県内全41市町村で164もの多彩な文化イベントが開催され、多くの人に文化芸術に触れる機
 会を提供することができました。
○一般公募による舞台出演や様々な文化体験などの参加型イベントを実施し、多くの県民が直接、文化に触れ
 る機会を提供することができました。
○伝統から現代まで、多彩な文化分野のステージや体験型ワークショップなどをとおして、新しい文化芸術の
 創造に参加・鑑賞する機会を提供することができました。
○来場できない方々に向けたライブ・アーカイブ配信をはじめ、音声ガイドなどの情報保障機器等を活用し、
 世代や地域、障がいの有無に関わらず、誰もが文化芸術を楽しめる環境づくりに取り組むことができまし
 た。
○県内5圏域で、障がいのある方々が多彩な文化芸術について、自己表現や楽しめる機会を多く設けることが
 できました。

(2)ひろげる【多様性の尊重】

○県内離島を含む各市町村では、地域の文化の特色を活かしたイベント、全国各地の様々な文化活動の発表や
 相互に交流できるイベントが開催され、地域文化の素晴らしさや日本文化の多様性を再認識することができ
 ました。
○沖縄県系移民が一同に集う「世界のウチナーンチュ大会」と連携し、世界に広がる沖縄の文化を体感すると
 ともに、その魅力を再認識することができました。

(3)つなぐ【文化芸術の継承】

○各事業にトークコーナーを設けるなど、沖縄の文化について学び、魅力を再認識し、県民共通の財産として
 未来へ継承することの意義について考えるきっかけをつくることができました。
○次代を担う子どもたちを対象としたワークショップなどをとおして、先人から受け継がれてきた個性豊かで
 素晴らしい文化の継承・発展が図られるような取り組みができました。

(4)つたえる【琉球文化のルネサンス】

○首里城復興に向けた多くの支援に感謝を伝えるとともに、琉球王国時代にその多くが花開いた伝統文化や各
 地域の個性豊かな文化の魅力を、国内外に広く発信することができました。
○ホームページや各種SNSを積極的に活用するなど、幅広い世代や地域を越えて、沖縄文化を国内外に発信す
 ることができました。

4 沖縄大会シンボルマーク

/site/bunka-sports/bunka/kokubunnsai/images/bunkasaisinnborumaku.jpg 文化芸術を手で包み込み守り続けるような形、蕾のように今まさに文化芸術が花開く瞬間を切り取った形をイメージしています。
 赤から黄はデイゴの花や首里城、大綱引きの綱をイメージし、その綱は人々の団結と継承や繋いでいく想い、輝く太陽と広がる文化芸術を表現。青は沖縄の美しい海と空、障がいのある人もない人も公平な世界を表現。緑は沖縄の大自然のように広く雄大な心を表し、植物のツルが結ばれるように歴史や文化芸術がこれからも継承されていく未来の沖縄を表現しています。

5 沖縄大会テーマ音楽

「てぃんさぐぬ花」

 県民愛唱歌(うちなぁかなさうた)として、県民アンケートにより決定した歌です。各世代から支持されており、沖縄大会を県民が一体となって盛り上げる音楽として活用しました。

6 特別広報大使「花笠マハエ」

マハエ 

 花笠をかぶった姿が愛らしい姿で、沖縄のイベントや観光情報をPRする沖縄観光大使「花笠マハエ」ちゃん。
 美ら島おきなわ文化祭2022でも、「花笠マハエ」ちゃんに特別広報大使として、県内外へ沖縄大会の情報や沖縄文化の魅力を発信しました。 

 

 

  花笠マハエ (C)OCVB

7 公式ポスター

ポスター 

 長い歴史の中で育まれた沖縄独自の多彩な文化などをモチーフに、カラフルなイラストレーションで、わかりやすく沖縄大会を表現しています。
 次代を担う沖縄県在住の12才(令和3年9月制作当時)のイラストレーターミラクルくんの作品をもとに制作しました。

 

8 公式記録

各プログラムの開催状況や広報の取組など、大会の実施状況をまとめた公式記録を作成しました。
PDFをファイルをダウンロードしてご覧ください。

 第1章

 第2章

 第3章

 第4章

9 「美ら島おきなわ文化祭2022」歴史文化ワークショップの概要を公開中
  (R5.3.31まで期間限定)

「琉球歴史研究家」の賀数仁然さんを特別講師として各学校にお招きして実施しました歴史文化ワークショップについて、概要版を公開します。
琉球王国の歴史や文化について、県内6地域の特色にも焦点をあてた特別講座となっています。
みなさん、是非ご覧になってください。
※各学校共通の話題につきましては、第1回陽明高校の概要のみに記載しております。

第1回 県立陽明高校     (令和4年10月12日)(PDF:263KB)
第2回 県立泊高校      (令和4年10月17日)(PDF:96KB)
第3回 沖縄尚学高校附属中学校(令和4年11月15日)(PDF:100KB)
第4回 県立宮古高校     (令和4年11月22日)(PDF:84KB)
第5回 県立北山高校     (令和4年12月6日)(PDF:98KB)
第6回 県立八重山高校    (令和4年12月27日)(PDF:115KB)




 

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お問い合わせ

文化観光スポーツ部文化振興課(代表)

〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟8階(南側)

電話番号:098-866-2768

FAX番号:098-866-2122

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