「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

  3 

圏域区分番号

 6 

作成年月日

    年 月 日

2次メッシュコード

402812

3次メッシュコード

90,91,92  

保全性分級区分名

自然環境の保全を図る区域      

圏域内市町村名

国頭村

自然環境
















 

地形・地質


 

 地形分類は、概ね丘陵地一般斜面であり、西部に高位段丘がある。
 表層土壌は、概ね乾性黄色土壌であり、一部に細粒赤色土、細粒黄色土、適潤性黄色土壌がある。
 表層地質は、東部は概ね名護層粘板岩・千枚岩・泥質片岩(始新世〜白亜紀)であり、西部は概ね嘉陽層砂岩・粘板岩互層(始新世〜白亜紀)である。

植   物


 

 現存植生は、概ねリュウキュウアオキ−スダジイ群集であり、一部にシイ・カシ萌芽林、リュウキュウマツ植林がある。東部にリュウキュウマツ群落、常緑果樹園、茶畑、畑地雑草群落、西部にチガヤ−ススキ群落、畑地雑草群落がある。
 植生自然度は、概ね9であり、一部に8、6がある。東部に2、3、西部に2、5がある。

動   物



 

 貴重な動物として、危急種2種(国指定天然記念物2種)、希少種7種(うち県指定天然記念物1種)が確認されている。
 また、少なくとも、絶滅危惧種3種(うち国指定特別天然記念物1種、国指定天然記念物2種)、危急種7種(うち国指定天然記念物3種、県指定天然記念物2種)、希少種13種(うち県指定天然記念物4種)の生息推定域である。

そ の 他
 


 

社会環境






 

法 規 制

 

 北東部が保安林として指定されている。
 奥川は河川区域に指定されている。
 武見川沿い、奥川沿いに砂防指定地がある。

土地利用


 

 奥川周辺等を除き地域森林計画区域に定められている。
 川沿いを除き農業振興地域に指定され、一部は農用地区域となっている。
 土地利用の現況は、概ね広葉樹林、混交樹林、針葉樹林(人工林)であり、一部に普通畑、サトウキビ畑、茶畑、野草地、裸地、果樹園がある。

そ の 他



 

河   川
 

 武見川、奥川がある。
 宜名真ダムがある。

景   観
眺 望 点

 沿岸部が沖縄海岸国定公園(特別地域)に指定されている。
 

                          特 記 事 項