図 面 番 号 |
2 |
圏域区分番号 |
5 |
作成年月日 |
年 月 日 |
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2次メッシュコード |
402811 |
3次メッシュコード |
38,47,48,49,58,59,68,69,78,79,89 |
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保全性分級区分名 |
自然環境の保全を図る区域 |
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圏域内市町村名 |
国頭村 |
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自然環境 |
地形・地質 |
地形分類は、内陸部は概ね丘陵地一般斜面である。北部に高位段丘、丘陵地急斜面、東部に山地急斜面、山地一般斜面、南部に山地一般斜面、山地急斜面、高位段丘がある。辺野喜川・座津武川沿いに谷底低地、辺野喜川南側に丘陵地急斜面がある。沿岸部は概ね海食崖であり、辺野喜川河口に海浜がある。 表層土壌は、内陸部は細粒赤色土、乾性黄色土壌、礫質黄色土が混在し、北部に乾性赤色土壌、南部に乾性赤色土壌、細粒褐色低地土がある。辺野喜川下流沿いに造成低地土がある。沿岸部は概ね岩屑性土壌であり、北部に礫質褐色低地土がある。 表層地質は、内陸部は概ね国頭礫層(更新世)、嘉陽層砂岩・粘板岩互層(始新世~白亜紀)であり、北部の一部・南部に名護層粘板岩・千枚岩・泥質片岩(始新世~白亜紀)がある。沿岸部は概ね沖積層(完新世)であり、辺野喜川河口・座津武川河口に海浜堆積物・ビーチロック・新期砂丘砂層(完新世)がある。 |
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植 物 |
現存植生は、内陸部は概ねリュウキュウアオキ-スダジイ群集であり、リュウキュウマツ群落、チガヤ-ススキ群落、畑地雑草群落、リュウキュウマツ植林が混在し、一部にシイ・カシ萌芽林がある。沿岸部は概ねチガヤ-ススキ群落であり、一部にリュウキュウアオキ-スダジイ群集、ソテツ群落、水田雑草群落、市街地、造成地・採石場がある。 植生自然度は、内陸部は概ね9であり、2、5、6混在し、一部に8がある。沿岸部は概ね5であり、一部に1、2、9がある。 |
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動 物 |
貴重な動物として、危急種2種(国指定天然記念物2種)、希少種14種(うち県指定天然記念物3種)が確認されている。 また、少なくとも、絶滅危惧種2種(国指定天然記念物2種)、危急種8種(うち国指定天然記念物3種、県指定天然記念物2種)、希少種5種(うち県指定天然記念物2種)、地域個体群1種の生息推定域である。 |
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そ の 他 |
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社会環境 |
法 規 制 |
一部地域が保安林に指定されている。 辺野喜川は河川区域に指定されている。 佐手川沿い、宇嘉川沿いに砂防指定地がある。 辺野喜川は水質環境基準(河川A類型)に指定されている。 |
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土地利用 |
一部地域が地域森林計画区域に定められている。 南部の一部を除き農業振興地域に指定され、一部地域が農用地区域となっている。 土地利用の現況は、概ね広葉樹林である。南部は針葉樹林、混交樹林、サトウキビ畑、果樹園、一般住宅地区が混在する。沿岸部は野草地、裸地である。 |
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そ の 他 |
河 川 |
佐手川、宇嘉川、辺野喜川、座津武川がある。 |
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景 観 眺 望 点 |
沿岸部が沖縄海岸国定公園(特別地域、普通地域)に指定されている。 |
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特 記 事 項 |
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