「圏域診断カルテ」

図 面 番 号

 55

圏域区分番号

 1

作成年月日

  年 月 日


2次メッシュコード
 

372405


3次メッシュコード
 

95,96

372415

04,05,06,14,15

保全性分級区分名

自然環境の保全を図る区域

圏域内市町村名

多良間村

自然環境




















 

地形・地質






 

 地形分類は、北部は中央が台地・段丘(下位面)であり、周囲を砂丘が取り巻き、北側に海浜がある。南部は、概ね台地・段丘(下位面)であり、西側は砂丘が取り巻き、東側に海浜がある。
 表層土壌は、北部は中央が暗質暗赤色土壌であり、周囲を中粗粒褐色低地土壌砂丘が取り巻いている。南部は、概ね暗質暗赤色土壌であり、西側は中粗粒褐色低地土壌が取り巻いている。
 表層地質は、概ね琉球石灰岩(第四紀:更新世)であり、東部に仲筋砂層(第四紀:更新世)、北西部に新期砂丘砂層(第四紀:完新世)、北西沿岸部に海浜堆積物・沖積層・ビーチロック(第四紀:完新世)がある。東部沿岸部に断層がある。
 特異な地形・地質として、「砂丘」がある。

植   物




 

 現存植生は、内陸部は概ね人工草地であり、一部にモクマオウ植林、常緑広葉樹植林、北東部に外国産広葉樹林(ギンネム林)、南東部にアダン-オオハマボウ群落、ススキ群団がある。沿岸部は西部・南部はアダン-オオハマボウ群落、東部・北部は砂丘植生である。
 植生自然度は、内陸部は概ね2であり、一部に5、6、北東部に3、南東部に10がある。沿岸部は10である。
 多良間村指定天然記念物「水納島パナリのミズガンピ」、「水納御獄植物群落」がある。

動   物

 

 貴重な動物として、希少種1種(国指定天然記念物1種)が確認されている。
 また、少なくとも、危急種1種、希少種3種の生息推定域である。
 

そ の 他
 

 埋蔵文化財包蔵地「水納遺跡」がある。
 

社会環境





 

法 規 制
 

 水納島北西沿岸部が保安林として指定されている。
 

土地利用


 

 内陸部が農用地区域となっている。
 沿岸部が地域森林計画地域に定められている。
 土地利用の現況は、内陸部は概ね野草地であり、広葉樹林、アダン林が混在し、南東部に裸地、一般住宅地区、業務地区、空地がある。沿岸部は裸地である。

そ の 他



 

河   川
 


 

景   観
眺 望 点


 

特 記 事 項