伊良部町5205

「圏域診断カルテ」

図面番号		52	圏域区分番号	5	作成年月日	年　月　日
２次メッシュコード		372511	３次メッシュコード	61,71,80,81,90,91
保全性分級区分名		自然環境の保全を図る区域
圏域内市町村名		伊良部町
自然環境	地形・地質	地形分類は、東部は概ね人工平坦地である。西部は、概ね台地、段丘（下位面）であり、一部に丘陵地（開折谷・溶食谷）、沿岸部に崖（海崖）、台地・段丘（石灰岩堤）がある。　表層土壌は、空港敷地外は埴質未熟土壌である　表層地質は、概ね下地島石灰岩（第四紀：更新世）であり、東部に琉球石灰岩（第四紀：更新世）がある。　特異な地形・地質として、下地島北西部に「ドリーネ（池を伴う）」、下地島西海岸に「沈水ドリーネ（「通り池」を含む）」、下地島西海岸に「沈水カルスト」、「ドリーネ」、「リーフ・ブロック（津波石）」がある。　県指定天然記念物「下地島の通り池」がある。
	植　　　物	現存植生は、内陸部東部は概ね人工草地（飛行場）であり、北側にススキ郡団、開放水域がある。西部は概ね外国産広葉樹林（ギンネム林）であり、一部にススキ群団、開放水域、北側にリュウキュウマツ群落、中央にモクマオウ植林、アダン－オオハマボウ群落がある。沿岸部西側は概ね隆起珊瑚礁植生であり、一部にアダン－オオハマボウ群落がある。北東側はススキ群団、人工草地（飛行場）がある。　植生自然度は、内陸部は概ね２であり、一部に１、３、５、北部に９、中央部に３、１０がある。沿岸部西側は１０、沿岸部東側は２、５である。
	動　　　物	貴重な動物として、少なくとも、危急種２種（うち国指定天然記念物１種）、希少種６種（うち国指定天然記念物１種）の生息推定域である。
	そ　の　他
社会環境	法　規　制	全域が県設伊良部鳥獣保護区（集団渡来地）に設定されている。　　下地島空港を除き伊良部県立自然公園（普通地域）に指定されている。
	土地利用	一部を除き沿岸部が地域森林計画地域に定められている。　土地利用の現況は、内陸部東部は概ね運輸流通施設であり、一部に野草地があり、西部は概ね野草地であり、広葉樹林、普通畑が混在する。北部に針葉樹林、混交樹林、文教地区、裸地、中央部にアダン林、運輸流通施設がある。沿岸部は裸地である。
その他	河　　　川
	景　　　観眺　望　点
特　記　事　項