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更新日:2021年12月10日

大美御殿跡・首里真和志村跡

所在地 那覇市首里真和志町(首里高校内)
事業名 首里高校内埋蔵文化財発掘調査
時 代 グスク時代・近世
調査機関 令和3年3月~5月
調査面積 890㎡(Ⅶ区)

1.はじめに
   本調査は首里高校の校舎改築工事に伴う
     発掘調査で、校舎改築工事の計画と連動し、
     いくつかの調査区に分けて順次発掘調査を行
     っています。令和2(2020)年度ではⅦ
     区と呼んでいる場所の発掘調査が行われ、そ
     の部分は、旧校舎が建っていました。建物の
     コンクリート基礎は格子状に建造されています
     が、その基礎と基礎の間には遺跡が残ってい
     ることから、その間の調査が行われました。
   Ⅶ区では、琉球王国の別邸として建てられ、冠婚葬祭を行う場だったと言われている大美御殿跡やグス
  ク時代の集落跡の首里真和志村跡、そして、琉球王国の世子が住んでいたとされる中城御殿跡が見つか
  ると想定されました。

2.調査成果
 (ア)これまでの調査成果
     平成25(2013)年度から本格的な調査が開始され、中城御殿にある石積みや門、井戸など多
         くの遺構が確認されています。さらに平成30(2018)年度の調査では、中城御殿と大美御殿の間に
         ある道跡が確認されています。
 (イ)Ⅶ区の調査成果
   〇大美御殿跡
      当時の生活面やその造成工事の痕跡を確認しました。当時の生活面では、建物の柱跡と考えら
     れる遺構がいくつか確認されましたが、後世の破壊などもありその規模などはわかりませんでし
            た。
   〇首里真和志村跡
      当時の建物の柱跡と考えられるものや、畑の跡を確認しました。旧校舎建設時に一部破壊されて
     おり、建物のコンクリート基礎の間から発見されたため、その規模の全容を知ることはできません
           でしたが、区画と思われる大きな溝と一緒に小さな三角状の鍬跡が多数確認されました。
      遺物は、小片が多く中国産青磁や褐釉陶器が多く、グスク時代のものだと考えられます。また中
     城御殿と大美御殿の間の道跡も確認されました。この遺構は平成30(2018)年度の調査でも
           発見されており、その南側の延長部分だと考えられます。

3.発掘現場の様子
   大美御殿跡・首里真和志村跡1
     大美御殿跡・首里真和志村跡2

大美御殿跡・首里真和志村跡3     大美御殿跡・首里真和志村跡4


大美御殿5

    大美御殿跡・首里真和志村跡6 


大美御殿跡・首里真和志村跡7



 

お問い合わせ

沖縄県教育庁埋蔵文化財センター(代表)

〒903-0125 沖縄県中頭郡西原町上原193-7

電話番号:098-835-8751

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