平成12年 沖縄県鉱工業指数年報
(平成7年基準)
T 平成12年鉱工業の動向
2 業種別の動向
(1)鉄鋼業
生産指数は、小形棒鋼、鉄線、鉄蓋の減少によって85.6となり、対前年比6.0%の低下となった。出荷指数は、小形棒鋼、鉄線、鉄蓋の減少によって84.3となり、同10.0%の低下となった。在庫指数は、小形棒鋼の増加によって110.7となり、同5.5%の上昇となった。
(2)金属製品工業
生産指数は、鉄構物、鉄釘の減少によって102.0となり、対前年比0.6%の低下となった。出荷指数は、鉄構物、アルミサッシ等の減少によって99.7となり、同0.3%の低下となった。在庫指数は、アルミサッシ等、食缶の減少によって40.7となり、同18.4%の低下となった。
(3)窯業・土石製品工業
生産指数は、生コンクリート、ポルトランドセメント、遠心力コンクリートポールなどの増加によって89.6となり、対前年比0.2%の上昇となった。出荷指数は、道路用コンクリートブロック、ポルトランドセメント、遠心力鉄筋コンクリートパイルなどの減少によって88.4となり、同0.9%の低下となった。在庫指数は、遠心力鉄筋コンクリート管、道路用コンクリートブロック、ポルトランドセメントなどの増加によって107.7となり、同6.4%の上昇となった。
(4)化学工業
生産指数は、農薬(その他)、配合肥料、か成ソーダ、塩酸の増加によって88.4となり、対前年比4.3%の上昇となった。出荷指数は、農薬(その他)、か成ソーダの増加によって85.0となり、同3.5%の上昇となった。在庫指数は、液剤、配合肥料、農薬(その他)などの減少によって94.0となり、同24.1%の低下となった。
(5)石油製品工業
生産指数は、C重油、軽油、揮発油(ガソリン)などの減少によって78.2となり、対前年比18.2%の低下となった。出荷指数は、C重油、軽油、揮発油(ガソリン)の減少によって76.3となり、同19.2%の低下となった。在庫指数は、A重油、軽油、灯油などの増加によって83.6となり、同3.9%の上昇となった。
(6)プラスチック製品工業
生産指数は、発泡プラスチック製品、プラスチック製フィルムシート、強化プラスチック製品の増加によって111.4となり、対前年比11.5%の上昇となった。出荷指数は、プラスチック製フィルム・シート、発泡プラスチック製品、プラスチックパイルの増加によって111.6となり、同13.4%の上昇となった。在庫指数は、プラスチック製フィルム・シート、プラスチックパイルの減少によって98.6となり、同31.1%の低下となった。
(7)パルプ・紙・紙加工品工業
生産指数は、トイレットペーパー、段ボールの増加によって104.9となり、対前年比2.3%の上昇となった。出荷指数は、トイレットペーパー、段ボールの増加によって104.4となり、同2.3%の上昇となった。在庫指数は、トイレットペーパー、タオル用紙、段ボールなどの増加によって109.0となり、同5.7%の上昇となった。
(8)繊維工業(総合)
生産指数は、麻織物の増加によって11.2となり、対前年比23.1%の上昇となった。出荷指数は、外衣・中衣の増加によって12.5となり、同26.3%の上昇となった。在庫指数は、外衣・中衣、麻織物の増加によって31.3となり、同80.9%の上昇となった。
(9)木材・木製品工業
生産指数は、製材の減少によって40.4となり、対前年比27.3%の低下となった。出荷指数は、製材の減少によって43.0となり、同19.6%の低下となった。在庫指数は、普通合板、特殊合板の増加によって112.4となり、同3.7%の上昇となった。
(10)食料品工業
生産指数は、ビール、牛枝肉、食パンなどの減少によって80.6となり、対前年比1.4%の低下となった。出荷指数は、精米、牛枝肉、ビールなどの減少によって84.7となり、同1.1%の低下となった。在庫指数は、あわもり、パインアップルジュース、肉缶詰などの増加によって70.5となり、同1.9%の上昇となった。
(11)その他工業
生産指数は、アルミ圧延製品の増加によって141.5となり、対前年比21.6%の上昇となった。出荷指数は、アルミ圧延製品の増加によって144.6となり、同22.0%の上昇となった。在庫指数は、アルミ圧延製品の増加によって100.9となり、同10.3%の上昇となった。
(12)鉱業
沖縄県の場合、鉱業の採用品目は、石灰石のみである。
生産指数は、95.1となり、対前年比9.0%の低下となった。出荷指数は、92.5となり、同12.1%の低下となった。在庫指数は、111.2となり、同13.5%の上昇となった。
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