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ホーム > 組織で探す > 農林水産部 営農支援課 > 堆肥に残留した除草剤による園芸作物の生育障害について

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更新日:2017年2月23日

堆肥に残留した除草剤による園芸作物の生育障害について

概要

ここ数年、日本では登録のない除草剤(成分名:クロピラリド)が残留した輸入飼料(乾草等)を給与された、家畜のふん尿堆肥の施用による農作物の生育障害の事例が全国各地で報告されています。

1:クロピラリドとは

2:クロピラリドによる生育障害について

3:情報の出典・リンク等

 

 

1:クロピラリドとは

クロピラリドは植物ホルモン型除草剤としてアメリカ、カナダ、オーストラリア等で牧草、トウモロコシ、麦類等で使われています。

日本では農薬として登録されておらず使用することが出来ないため、国内で生産された牧草類に含まれる可能性はほとんどありません。クロピラリドが残留している牧草は輸入飼料がほとんどです。クロピラリドは植物ホルモン様物質であるため、家畜や人の健康に対する影響はありません。

クロピラリドを含む除草剤が散布された畑で栽培された乾草や穀物は、クロピラリドが残留する可能性が高く、それを食べた家畜のふん尿から検出されることがあります。なお、牛乳へは移行しないこともわかっています。クロピラリドは他の除草剤と異なり、堆肥化での分解が非常に遅いという特徴があり、このため堆肥に残留し易い傾向があります。そして、クロピラリドが残留した堆肥を感受性の高い植物に施肥することにより植物の生育障害が起こります。(図1)

 

 

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図1の出典:(独)農研機構「飼料及び堆肥に残留する除草剤の簡易判定法と被害軽減対策マニュアル」より

 

2:クロピラリドによる生育障害について

クロピラリドは感受性の高い植物の場合、非常に低い濃度で生育障害が起こります。典型的なものに、トマトやサヤエンドウの葉の異常、キクの頂芽の変形や摘心部の肥大、ニンジンの葉の異常などがあります。障害の程度には差がありますが、強く発現した場合には株そのものが枯死する場合もあり、収穫の遅延、品質や生産量の低下等による経済的な損失につながる被害となります。

 

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写真1:サヤエンドウでの生育障害

 

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写真2:ゴーヤーでの生育障害

 

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写真3:インゲンでの生育障害

 

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写真4:トマトでの生育障害

 

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写真1~4、表2の出典:(独)農研機構「飼料及び堆肥に残留する除草剤の簡易判定法と被害軽減対策マニュアル」および付録DVD画像データより

 

3:出典・リンク等

この情報・写真・資料の出典は「飼料及び堆肥に残留する除草剤の簡易判定法と被害軽減対策マニュアル」(独)農業・食品産業技術研究機構、平成21年3月発行からのものです。
生物検定法や植物ごとの被害状況などより詳しい情報はこのマニュアルをダウンロードし確認することができます

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お問い合わせ

農林水産部営農支援課(代表)

〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟9階(南側)

電話番号:098-866-2280

FAX番号:098-866-2309

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