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ホーム > 健康・医療・福祉 > 福祉 > 告知・啓発事項 > 福祉関係 > 知ってますか?ハンセン病のこと療養所のこと

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更新日:2016年11月8日

知っていますか? ハンセン病のこと 療養所のこと

平成8年4月1日に「らい予防法」は廃止になりました。治る病気とわかってからも続いた隔離政策は、長い間、入所者や社会復帰者、その家族を苦しめ、いまだ根強い偏見と差別は解消していません。 

 「親や兄弟姉妹と一緒に暮らすことができない」、「実名を名乗ることができない」、「結婚しても子どもを産むことが許されない」、「一生療養所から出て暮らすことができない」、「死んでも故郷の墓に埋葬してもらえない」

 ハンセン病を患った方々はこうした生活を長い間強いられてきました。どうかその痛みを想像してみてください。差別と偏見に苦しむ声に耳を傾けてください。

 私たちはハンセン病の歴史から「偏見や差別がもたらしたこと」を学ぶことができます。偏見や差別のない、人権が尊重される社会を実現させるために、私たちにできることは何か。一人ひとりが自ら考え、問いかけ続けていかなければいけません。このようなことがどうして起きたのでしょうか。 どうすればこのようなことをなくせるでしょうか。

【ハンセン病のこと】

Q.ハンセン病とはどんな病気ですか?

A.ハンセン病とは、「らい菌」という細菌による感染力の弱い慢性の感染症です。
  主に皮膚や末梢神経がおかされる病気で、1873(明治6)年に「らい菌」を発見したノルウェーのアルマウエル・ハンセン医師の名前をとり、現在は「ハンセン病」と呼ばれています。
    昔は「らい」や「らい病」と言われ、効く薬もなく病気が進むと顔や手足などに跡を残すことから、それが偏見や差別を助長することになったのです。
  「らい菌」が発見されてから、遺伝病という偏見が全くの誤解であったことが証明されました。そして、1943(昭和18)年に米国で「プロミン」などの優れた治療薬が開発されてからは、不治の病から治る病気となりました。

Q.ハンセン病はうつるのですか?

A.「らい菌」の感染力は非常に弱く、日常生活で感染することはありません。
  現在の日本で、ハンセン病を発病する人は年間5人以下です。また、感染しても早期に発見し、適切な治療を行えば後遺症を残すこと無く治るようになっています(一般病院の皮膚科で、保険診療で治療が受けられます)。 
  全国のハンセン病療養所で働いていた職員で、ハンセン病になった人は一人もいません。

Q.ハンセン病患者はどうして差別されたのですか?

A.体の一部が変形したりする外観の特徴などから、偏見や差別の対象にされました。
   明治後期から昭和20年まで、患者を強制的に収容し、療養所から一生出られなくする「ハンセン病絶滅政策」が行われ、隔離の際、患者の家を消毒したり、警察や軍人が携わったりしたことから、ハンセン病は「こわい病気」という誤ったイメージが定着し、偏見や差別が一層助長されました。
   昭和21年にハンセン病の特効薬「プロミン」が登場し(沖縄でも昭和24年から使用されました)、その後有効な治療法が確立されましたが、平成8年に「らい予防法」が廃止されるまで、国による強制隔離政策は続けられました。

Q.ハンセン病患者や回復者が受けた苦しみとは?

A.国の誤った隔離施策のもとで、療養所では退所も外出も許可されず、断種や堕胎が強要されるなどの人権侵害が行われていました。また、患者本人だけではなく、その家族も結婚や就職を拒否されるなど周囲から厳しい差別を受け、このため県外の療養所へ入所せざるを得なかった県出身者も多数いました。
   「らい予防法」が廃止された現在、除々に解消されつつあるものの、社会には未だに偏見や差別があることから、療養所の外で暮らすことに不安を感じている人や、退所しても故郷に帰ることができず、過去の病歴も明らかにせず一般社会の中で生活をしている人もいます。療養所で亡くなった人の遺骨の多くが、今もなお故郷のお墓に入れないまま、各療養所の納骨堂に納められています。
  平成26年11月末現在、全国7療養所に39名の県出身者が入所されています。

Q.療養所のことを教えてください。

 A.沖縄県内には、沖縄愛楽園(名護市)及び宮古南静園(宮古島市)と2つの国立ハンセン病療養所があります(全国には国立療養所13ヶ所、私立療養所1ヶ所の計14の療養所があります)。
  平成27年 4月現在、各療養所の入所者数は沖縄愛楽園が187名(平均年齢82.5歳)、宮古南静園が71名(平均年齢84.9歳)となっています。各療養所では、地域住民との交流の場として、夏祭りやゲートボール大会を開催したり、人権教育の場として入所者やボランティアによる園内ガイドツアーを行うなどし、地域に開かれた療養所を目指して活動しています。入所者の方々は、療養所を開放することで、ハンセン病について、人権について、私たちの心の中の問題として考える機会となってほしいと願っています。
   平成8年4月1日に「らい予防法」は廃止になりました。治る病気と分かってからも続いた隔離政策は、長い間、入所者や社会復帰者、その家族を苦しめ、いまだ根強い偏見と差別は解消していません。社会に残る偏見と病気の後遺症である知覚障害・運動障害に加え、長い療養生活による精神的後遺症と高齢化のため、入所者は社会復帰に消極的になりがちです。ハンセン病を正しく理解し、温かい心をもって、自然な交流に努められるよう、心からお願いします。

沖縄愛楽園宮古南静園
              沖縄愛楽園                             宮古南静園

ハンセン病について、もっと詳しく知りたい場合は・・・
知っていますか?ハンセン病のこと 療養所のこと (PDF:1,701KB)

【ハンセン病に関する相談窓口】

名称 電話
公益財団法人沖縄県ゆうな協会 098-832-9528
国立療養所沖縄愛楽園 0980-52-8331
国立療養所宮古南静園 0980-72-5321
沖縄県保健医療部 薬務疾病対策課 098-866-2115
沖縄県北部福祉事務所 地域福祉班 0980-52-0051
沖縄県中部福祉事務所 生活保護1班 098-938-9709
沖縄県南部福祉事務所 地域福祉班 098-889-6364
沖縄県宮古福祉事務所 福祉班 0980-72-3771
沖縄県八重山福祉事務所 福祉班 0980-82-2330

【ハンセン病に関する沖縄県の取組】

1.ハンセン病回復者等名誉回復事業

ハンセン病に関する正しい知識の普及啓発と、偏見・差別の解消に努めるとともに、ハンセン病回復者等の福祉の増進と名誉回復を図ること等を目的として、6月を「ハンセン病に関する正しい知識を普及する月間」と定め、関連する催しを実施しています。
 なお、八重山地域では、平成28年12月3日~9日にかけて石垣市健康福祉センターで啓発パネル展の開催を予しています。また、12月3日午後にはパネル展と併せてハンセン病語り部による講話会も開催することとしております。ご興味のある方はぜひご参加下さい。 ※講話会及びパネル展のチラシ(PDF:345KB)

2.県外療養者対策事業

県外のハンセン病療養所で療養されている県出身の方を対象に、故郷とのつながりを深め、社会交流の促進や福祉の向上を図ることを目的として訪問交流や里帰り事業を実施しています。

3.国立ハンセン病療養所等入所者家族援護に関する事業

ハンセン病問題の解決の促進に関する法律第19条及び第20条に基づき、ハンセン病療養所等入所者家族の生活援護を行っています。

 【関連リンク】

(公財)沖縄県ゆうな協会(外部サイトへリンク)
厚生労働省ハンセン病に関する情報ページ(外部サイトへリンク)
国立感染症研究所ハンセン病研究センター(外部サイトへリンク)
社会福祉法人ふれあい福祉協会(外部サイトへリンク)
国立ハンセン病資料館(外部サイトへリンク)
沖縄県保健医療部薬務疾病対策課

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お問い合わせ

子ども生活福祉部八重山福祉事務所(代表)

〒907-0002 沖縄県石垣市真栄里438-1

電話番号:0980-82-2330

FAX番号:0980-83-5949

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