渡名喜県立自然公園

沿革

平成9年8月1日県立自然公園に指定される（指定書・公園計画書）

• 指定書 （PDF 295.4KB）
• 公園計画書 （PDF 135.3KB）

渡名喜県立自然公園は、渡名喜島のほぼ全域とその周辺海域を含む1,602ヘクタール（陸域342ヘクタール、海域1,260ヘクタール）を平成9年8月1日に指定したものです。
渡名喜島は、古生代二畳期（約2億5千万年前）の千枚岩や石灰岩、その他の地層が分布しており、いたる所で奇岩が露出するダイナミックで独特な景観を有しています。特に島の東側の長さ200m、高さ80mにおよぶ屏風のようにそそり立つ岩壁と高さ179mの岩山（大岳）は、県内では類のない規模です。また、台風を避けるために道路より低く掘り下げられた屋敷や、集落から丘陵へかけてのツワブキ、カワラナデシコ、テリハノイバラ、キバナノユメユリ等の植生など、優れた風景地となっています。琉球王朝時代の地割制度の農地が一部保存されていることも、重要な歴史的遺産となっています。

渡名喜県立自然公園区域及び公園計画図

当該公園区域内での開発行為等は自然公園法に基づいて規制されています。開発行為等を行う際には、以下の「公園区域及びの公園計画図」ファイルで公園区域に含まれているかを確認し、規制の内容(許可基準等)について沖縄県環境生活部自然保護課又は渡名喜村担当課にご相談ください。
※公園区域の境界は、主に目印となる地物(道路、河川、海岸線等)や土地の地番等によって区分されています。
それぞれの区域境界線の目印は区域図の境界線に記された数字をもとに、ファイル中の「凡例」で調べることができます。

• 公園区域及び公園計画図 （Jpeg 909.0KB）

渡名喜県立自然公園特別地域内で採取・損傷が規制される植物

渡名喜県立自然公園特別地域内においては、沖縄県立自然公園条例に基づく採取・損傷が規制される植物の指定はありません。