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ホーム > 暮らし・環境 > 環境 > 施設案内 > 自然公園・世界自然遺産等 > ラムサール条約登録湿地について

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更新日:2015年8月25日

ラムサール条約登録湿地について

ラムサール条約~特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約~

1.ラムサール条約とは

ラムサール条約の正式名称は、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」といいます。1971年、イランのカスピ海に面する町、ラムサールで開催された国際会議で採択されたため、「ラムサール条約」と呼ばれるようになりました。生物多様性保全に関する地球規模の条約としては、最も早期に採択されたもので、先駆的存在となっています。日本は1980年にラムサール条約に加入しました。
ラムサール条約では、沼沢地、湿原、泥炭地または陸水域、および水深が6メートルを超えない海域などを、湿地と定義しています。その中には、水田、ため池、水路、ダム湖、汽水湖、河川、遊水池、塩性湿地、湧水地、地下水系、カルスト台地、ツンドラ、マングローブ林、干潟、藻場、サンゴ礁などが含まれます。

2.国際的に重要な湿地を指定するための基準

 

基準1 特定の生物地理区を代表するタイプや固有のタイプの湿地、または希少なタイプの湿地
基準2 絶滅のおそれのある種や群集を支えている湿地
基準3 生物地理区における生物多様性の維持に重要な動植物を支えている湿地
基準4 動植物のライフサイクルの重要な段階を支えている湿地。または悪条件の期間中に動植物の避難場所となる湿地
基準5 定期的に2万羽以上の水鳥を支える湿地
基準6 水鳥の1種または1亜種の個体群で、個体数の1%以上を定期的に支えている湿地
基準7 固有な魚類の亜種、種、科の相当な役割を支えている湿地。また湿地というものの価値を代表するような、魚類の生活史の諸段階や、種間相互作用、個体群を支え、それによって世界の生物多様性に貢献するような湿地
基準8 魚類の食物源、産卵場、稚魚の成育場として重要な湿地。あるいは湿地内外における漁業資源の重要な回避経路となっている湿地
基準9 魚類以外の湿地に依存する動物の種または亜種の個体群で、個体群の1%以上を定期的に支えている湿地

3.日本での登録条件とは

日本は、次の条件1.~3.を満たしている湿地を登録しています。

  1. 国際的に重要な湿地であること(上記基準1~9のいずれかに該当すること)
  2. 国の法律(自然公園法、鳥獣保護法、種の保存法など)により、将来にわたって、自然環境の保全が図られること。
  3. 地元住民などの登録への賛意が得られること

4.ラムサール条約の3つの柱とは

条約の目的である、湿地の「保全・再生」と「ワイズユース(賢明な利用)」、そしてこれらを支え、促進する「交流・学習」これが条約の基盤となる3つの考え方です。

1.保全・再生

水鳥の生息地としてだけでなく、私たちの生活環境を支える重要な生態系として、幅広く湿地の保全・再生を呼びかけています。

2.賢明な利用

ラムサール条約では、産業や地域の人々の生活とバランスのとれた保全を進めるために、湿地の「賢明な利用(wiseuseワイズユース)」を提唱しています。賢明な利用とは、湿地の生態系を維持しつつ、そこから得られる恵みを持続的に活用することです。

3.交流・学習

ラムサール条約では、湿地の保全や賢明な利用のために、人々の交流や情報の交換、教育、普及啓発活動を進めることを決議しています。

5.登録されることによる地元のメリット

「国際的に重要な湿地」と認められ、国の内外から注目されます。例えば、国際会議などの開催により注目を集めたり、学校教育や地域の生涯学習、あるいはレクリエーションや観光の対象として活用されます。また、地域の水産物、農産物に、ラムサール条約湿地の自然環境に支えられた特産品として、「ラムサール・ブランド」という付加価値が付くことも期待されます。

6.ラムサール条約湿地となることで新たな規制がかかるのか

ラムサール条約は各締約国に、それぞれの国内法によって条約湿地を保全し、管理することを求めています。日本では、ラムサール条約に登録される湿地は、あらかじめ、国指定鳥獣保護区の特別保護地区、あるいは国立公園または国定公園に指定されて、保全、管理されていますので、ラムサール条約湿地となることで、新たな規制は発生しません。国内法に基づく、ラムサール条約湿地の一層の保全や賢明な利用の推進が期待されます。

沖縄県内のラムサール条約登録湿地
登録湿地名 所在地 登録年月日 面積 湿地のタイプ 保護の形態
湿地の概要

漫湖
(外部サイトへリンク)

※漫湖水鳥・湿地センターへリンク

那覇市
(外部サイトへリンク)

豊見城市
(外部サイトへリンク)

平成11年5月15日 58ha 河口干潟、
クロツラヘラサギ渡来地
国指定漫湖鳥獣保護区
漫湖特別保護地区
沖縄本島の南部に位置。那覇市と豊見城市の市街地の中を流れる国場川と饒波川の合流点に広がる河口湖であり、干潮時に大規模な干潟が出現する。シギ・チドリ類、カモ類、クロツラヘラサギなど水鳥など渡り鳥の中継地として重要な渡来地。
慶良間諸島海域 渡嘉敷村、
座間味村
平成17年11月8日 353ha サンゴ礁 沖縄海岸国定公園
海中公園地区
沖縄本島から20~40km西方に位置。大小の島々からなる慶良間諸島の沿岸域。よく発達した裾礁が中心となっている。海中にはテーブル状、枝状、角状、塊状、被覆状等の造礁サンゴが高い密度で分布。また、スズメダイ類、チョウチョウウオ類、ベラ類等の色彩豊かなサンゴ礁特有の魚類が豊富に生息。
名蔵アンパル 石垣市 平成17年11月8日 157ha マングロー希少野生動物ブ林・
河口干潟
国指定名蔵アンパル鳥獣保護区
名蔵アンパル特別保護地区
沖縄県石垣島西部に位置。名蔵川河口部の干潟及びマングローブ林を中心とした地域。亜熱帯地域における典型的かつ多様な自然環境がまとまって存在。シギ・チドリ類などの水鳥、八重山諸島特有の猛禽類、森林性鳥類等多様な鳥類の生息地となっている。また、底生動物、甲殻類等の多様性が高い。

久米島の渓流・湿地

久米島町 平成20年10月30日 255ha 渓流及びその周辺の湿地、森林、
キクザトサワヘビの生息地
宇江城岳キクザトサワヘビ
生息地保護区管理地区
沖縄本島の西方約100kmに位置している。久米島の宇江城岳を源流とする渓流及びその周辺の湿地、森林を中心とする地域である。日本で唯一の淡水生のヘビであるキクザトサワヘビをはじめとする希少野生生物の重要な生息地となっている。

お問い合わせ

環境部自然保護課自然保護班

〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟4階(北側)

電話番号:098-866-2243

FAX番号:098-866-2855

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