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ハイサイ!翁長やいびん

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更新日:2016年1月4日

知事のメッセージ 

◆平成28年の年頭にあたり、職員に向けて以下のとおり訓辞を行いました。

 

 

 はいさい! ぐすーよー いいそーぐゎちでーびる

 職員の皆様には、御家族ともども、輝かしい新春を迎え、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。
 県知事就任から一年が経ち、改めて県民の熱い思いや、県政を預かる重責に身の引き締まる思いであります。

 振り返ると、多くの時間を基地問題に費やした一年でありました。
 その中でも、経済問題や教育、福祉、保健医療などの様々な課題に、並行して取り組むことができました。これもひとえに、職員の皆様が継続性を持って県政を支えたことによるものであり、感謝申し上げます。

 米軍基地の問題は、沖縄県の宿命的な課題であります。
 私は、昨年一年間、県民との公約を守り、渾身の限りを尽くして普天間基地の県外移設、新辺野古基地を絶対に造らせないとの立場で全力を尽くしてまいりました。
 いわく、「日本の安全保障か、日本国民全体で考え、負担して貰いたい。0.6%の面積に73.8%の米軍基地はいくらなんでも理不尽である。」
 「米軍基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因である。」
 米軍基地のこれまでの経緯、そして今日の現状はまさしく沖縄県民の自由、平等、人権、自己決定権への侵害であり、日本国の民主主義、地方自治のあり方を問うものであります。 

 私達、責任世代が、この事に屈することなく立ち向かっていく後ろ姿を子ども達に見せる事によって、子ども達は子ども達なりの判断をして自信と勇気と誇りをもって生きていくと信じます。
 それこそが長い目で見れば、沖縄の未来を切り開く力になるのだと思います。

 今年は、沖縄21世紀ビジョンで描いた5つの将来像の実現に向けて策定した、沖縄21世紀ビジョン基本計画の中間点となる重要な年であります。
 これまでの成果を検証し、残された課題への対応などを総括し、後期5年に向けて、沖縄振興を強力に推進してまいります。

 沖縄県経済の振興について、沖縄県が持つ自然や歴史、伝統文化というソフトパワーが、成長するアジアのダイナミズムをしっかり受け止め、日本経済のフロンティアランナーとして、日本とアジアの架け橋となるべく、私は、昨年、中国や台湾、香港、シンガポールを訪問し、これら訪問国と本県との経済交流の重要性を訴えてきたところであります。
 昨年、9月に公表された「沖縄県アジア経済戦略構想」の実現に向けて、今後は推進計画の策定などより具体的な施策を実施し、本県の自立型経済の構築を加速させていきたいと考えております。
 ハワイとの交流についても、沖縄ハワイ姉妹提携30周年記念式典へ出席するためハワイを訪問し、意見交換を行うことで経済、文化、学術における相互交流の重要性を改めて認識することができました。

 今年開催される第6回世界のウチナーンチュ大会においては、世界に広がる移民の皆様方を中心とした40万人のウチナーンチュとの連帯感と、今後の沖縄の将来の可能性に、ダイヤモンドのように輝く離島の力とあいまって、沖縄のソフトパワーで未来を拓いていく事が重要であります。

 沖縄経済のリーディング産業であり、持続的に堅実な発展をしている観光産業のあらゆる課題に対する取組、国際物流拠点の形成に不可欠な空港・港湾施設、国際IT拠点の形成に必要な海底ケーブルや航空関連産業クラスターの形成、新たな公共交通システムの導入、国際医療拠点の形成、大型MICE施設の整備、那覇空港第2滑走路の整備、沖縄科学技術大学院大学を核とした知的、産業クラスターの整備など、本来の沖縄を信じ、子や孫にしっかりと引き継ぐべく、皆で頑張っていきたいと思います。

 また、雇用情勢の着実な改善等、経済が力強さを増していく中で、経済成長の果実が行き届いていない分野があります。
 全ての人が安心して豊かに暮らす事が出来る社会の実現に向けて、県民所得の向上、雇用の質の向上、子どもの貧困、待機児童への対応等、特に子どもの貧困への対応は、性根を据えて力を尽くしていきたいと思います。

 昨年は、全国学力・学習状況調査において、小学校が24位から20位へとさらに順位を上げ、中学校も課題の改善が進み、今後も全体的な学力向上の進展に向けて取り組んでまいります。

 他にもたくさんの課題がありますが、そうした中でも、ピンチをチャンスに変えるような、常に力強い柔軟な発想で、共に取り組んでいこうではありませんか。

 職員の皆様には、基地問題に翻弄された一年であったにも関わらず、継続性をもって、冷静に各部局長を中心に県政を支えて頂き、バランスのとれた県政運営が出来ました事に大変感謝しております。

 県の施策を具体化して行くには、職員がその持てる力を全て使って、全庁的に取り組んでいく必要があります。
 職員の皆様には、県庁が沖縄をリードしていくとの気概を持ち、県民のために何が出来るかということを常に考えてもらいたいと思いますし、各部各課の枠組みにとらわれず、県政の課題や問題点を共有し、積極的に議論をするような意識と県庁の風土の改革にも取り組んでもらいたいと思います。

 昨年、一年間の職員の奮闘・努力に接し、間違いなく職員の皆様が県民の先頭に立って行くものだと信じています。

 新たな一年も健康に留意され、各部局長を中心に、県民全体の奉仕者として責務を全うし、幅広い視点で県民の期待に応えるようお願いします。

 本年が県民の皆様にとって、そして沖縄県にとって、さらに職員の皆様にとって、良い年となりますようお祈りし、御家族の皆様方の御健勝と御多幸を祈念申し上げ、年頭の御挨拶といたします。

 ゆたさるぐとぅ うにげーさびら
 いっぺー にふぇーでーびる
 たんでぃがー たんでぃ
 しかいと みーふぁいゆー

                             平成28年1月4日
                             沖縄県知事 翁長 雄志

 

お問い合わせ

知事公室秘書課(代表)

〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟6階(北側)

電話番号:098-866-2080

FAX番号:098-860-1453

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