美ら島沖縄 vol.493

「美ら島沖縄」は、県政についての情報や、県内各地域の情報をわかりやすく県民の皆様に伝えるための雑誌です。


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第6回世界のウチナーンチュ大会開催!!10月26日(水)から10月30日(日)事金賞を受賞した沖縄工業高等学校(電子機械科3年)髙良健太さん・宮城匠利さんが、山形の技能五輪全国大会へ推薦枠により出場予定となっており、若い二人の挑戦にも注目です。「全国アビリンピック」は、15歳以上の障害のある方が日頃職場などで培った技能を競う大会です。正式名称は「全国障害者技能競技大会」といい、障害のある方が技能を互いに競い合うことで職業能力の向上を図るとともに、障害者に対する社会一般の理解を深め、障害者雇用の促進を図ることを目的に、昭和47年から開催されています。平成26年度に開催された「全国アビリンピック」には、沖縄県から8名の選手が、オフィスアシスタント・ビルクリーニングなどの8種目に出場し、義肢・パソコンデータ入力でそれぞれ銀賞を受賞しました。(平成27年度は国際大会開催年のため全国大会は開催されませんでした)「技能五輪全国大会」は、23歳以下の青年技能者が41職種で技能レベルを競うことで、広く技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運を醸成することを目的に、昭和38年から毎年開催されています。また、2年に一度行われる国際大会の選手選考も兼ねており、上位入賞者は、日本代表として世界一を目指します。平成27年度に開催された「技能五輪全国大会」には、沖縄県から16名の選手が、左官・造園など11職種に出場し、フラワー装飾で銀賞を受賞しました。過去の大会では西洋料理や左官において、上位入賞の実績を残しています。今年10月に山形で開催される大会には、沖縄県から過去最多の29名の選手が出場する予定となっており、活躍が期待されます。また、8月に沖縄県・栃木県で開催された、20歳以下の若者が技能を競う全国大会「第11回若年者ものづくり競技大会」のメカトロ二クス職種で、見技能五輪全国大会・全国アビリンピック平成30年沖縄初開催!!技能五輪全国大会とは全国アビリンピックとは平成28年若年者ものづくり競技大会の様子平成28年地方アビリンピックの様子フラワーアレンジメント種目メカトロニクス職種(金賞受賞)フラワー装飾職種(銀賞受賞)美容職種平成27年技能五輪の様子平成28年技能五輪(山形大会)に向けた合同練習会技能五輪・アビリンピックは、職業能力としての技能を高め、創造力を発揮して働くことで自立と未来を切り拓く若き技能者が集い、様々な競技職種で日本一を競う、若き技能者たちの祭典です。沖縄初開催を平成30年に迎えた今、両大会のあらましと、取り組み状況を紹介します。特集2SPECIALISSUE6美ら島沖縄2016.10


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