美ら島沖縄 vol.490

「美ら島沖縄」は、県政についての情報や、県内各地域の情報をわかりやすく県民の皆様に伝えるための雑誌です。


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7月は、県産品奨励月間です「じょうとーむん使うよろこび県産品」●座間味ダム座間味ダムは、水道用水の確保、洪水の調節、流水の正常な機能の維持の3つを目的として、座間味村内川の上流に建設された多目的(治水と利水の両方を目的とした)ダムです。ダム建設以前は渇水や洪水に悩まされていましたが、現在は座間味村の渇水や洪水は軽減され、村民の生活を支えています。平成4年度から管理を開始しています。●倉敷ダム倉敷ダムは、水道用水の確保、洪水の調節、流水の正常な機能の維持の3つを目的として与那原川の上流に建設された多目的ダムです。倉敷ダムには「やんばるの川」と呼ばれる川遊びができる場所や、ダムの周囲を見渡せる「展望タワー」があり、遠足や社会科見学でも多くの県民が訪れています。年間の来場者数は毎年30万人ほどになります。倉敷ダムは内閣府と沖縄県企業局が建設を行い、平成8年度の管理開始時に、沖縄県に管理を移管しています。座間味村うるま市・沖縄市ダムカードとは?ダムの役割とは?管理ダムのご紹介ダムには大きく分けて3つの役割があります。①生活用水の確保ダムには大量の水を貯めることができます。用途は様々で、水道用水やかんがい用水(農業用水)、工業用水など、私たちが生活する上で必要な水を確保します。②洪水調節河川は大雨が降ると氾濫してしまうことがあります。河川が氾濫すると、近くの建物が浸水したり、畑の土が河川や海に流れ出て、環境を破壊してしまいます。そのため、河川の上流にダムを建設して、氾濫(洪水)被害を防ぎます。③流水の正常な機能の維持流水の正常な機能の維持とは、河川が本来持っている機能を正常に維持することです。雨が少ない時期にも河川の水が少なくならないように、ダムから一定の水を補給して、河川の機能を維持します。ダムカードとは、ダムについて知ってもらうために国土交通省が取り組み始めたダムの広報ツールです。現在は全国の都道府県でもダムカードの作成が行われており、2015年現在で、522枚ものダムカードが発行されています。基本的に1つのダムで1枚発行しています。沖縄県土木建築部が管理するダムでも、ダムの広報を目的として、ダムカードを作成、配布しています。ダムの目的ランダム情報こだわり情報ダムの型式表裏特集2SPECIALISSUE6美ら島沖縄2016.7


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